最終回迎えたので思うところを書きます。

○よかったところ

・艦娘が喋って動いてるところを見れたこと
当たり前のことですが、ほんとその当たり前が大事です。
原作が戦略シミュレーションというわりと地味めなゲームなので。

・長門かわいい
自分の推し艦娘は長門です。
提督代理として冷静に指揮を執る長門も、吹雪たちを期待を込めて見守る長門も、
辛口カレーが食べれないから第六駆逐隊の甘口カレーを勝たせる長門も、
誰もいない一人のときについつい可愛い乙女になっちゃう長門も、
全部好きです。そんな自分の長門はまだレベル98です。

・6話 「第六駆逐隊 カレー作戦!」
電、雷、暁、響の4人がカレー作る話ですね。
かなり二次創作色が強かったですが、アニメ艦これでベスト1な話だと思いました。
下手なシリアスよりかはほのぼののほうが楽しいですよね!

自分が一番好きなカットはラスト負けてガチ泣きする足柄と慰める羽黒のところです。
ああいうお姉さんが年甲斐もなく表情コロコロ変えるの大好きです。

●よろしくなかった点

・提督の扱い

1:一撃轟沈が有り得るにも関わらず、実戦経験のない吹雪をメイン艦隊に入れる
(しかも、その理由は「夢で吹雪の姿を観たから」)
2:反目しあう加賀と瑞鶴、他の艦娘に閉鎖的な大井を一緒の艦隊に入れる
3:前線に主力集めまくった結果本部を急襲され行方不明になり、
と正直言ってあまりにもひどい扱いですが……

これがもしゲームの提督(=テレビの前のおともだち)だったとすれば、

1:誰しもお気に入りの艦娘をレベリングするために艦隊の旗艦におくでしょう。
2:ゲームでは艦娘の編成にキャラ間の関係性は入り込まない。
3:2014年夏イベント、E-6の悲劇。

意外と納得がいきます。
が、やはりこんな扱いなら初めから出さないほうが正解でしたね……

・シリアスが安っぽい
そもそも艦これにおいては轟沈すると2度と復活しません。実質の死です。
その死をあまり話に絡んでこなかった如月にやらせるのはずるいです。

「あえて轟沈を描いてみました!さあ泣いてください!」って、
制作者のドヤ顔が透けて見えてほんとずるいです。

別に轟沈を描くのはいいんです。
轟沈が軽い扱いになっている、というのが嫌なんです。

・話の軸がぶれている
アニメ艦これ全体で何がしたかったのか、まったく見えませんでした。
「吹雪の成長譚」はもうすでに5話、7話である程度答えが出せているので正直微妙。
「キャラを見せたかった」のなら、別に吹雪を主人公に据える必要がない。
艦これ自体がストーリー性のないブラウザゲームなので、ここはしっかり押さえておかないといけなかったと思いますが……。

・出てない艦娘
いや、まあ全員出るのは無理だとはわかってますけど。
それでもわりと人気なほうの龍驤、叢雲、五月雨くらいは出してほしかった。

あ、扶桑ねえ様、ほんとごめんなさい……

・結局
コミカライズ「いつか静かな海で」の形をベースにやればよかったんじゃないでしょうか。
あのマンガ、提督は出ませんしオムニバス形式で多くのキャラにスポット当ててますし、
ギャグ描写もありながら重めの世界観を見せてるので、
アニメの形式にはぴったりだったと思うんですけどね。

続編とかやる前にこっちをアニメ化してくれ、と切に願います。


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